[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Business Sustainabilityの授業で、プレゼンを行いました。
全部で8グループに分けられた生徒が、各チーム毎に会社を選んで、その会社のSustainability度を検討するという内容です。
我々のチームはHP(ヒューレット・パッカード)を選んだのですが、調べていく内に面白いスキャンダルを発見。
4つ見つかったのですが、うち1つをご紹介します。
ほとんどのメーカーのインクカートリッジにはICチップが埋め込まれており、インクが空になるとプリンターに『空になった信号』を送るようにプログラムされているのですが、
『HPのカートリッジ内のチップは、インク残量があるのに少し早めに信号を送るようにプログラムされており、その結果、インクを全て使い切れない(早く交換しないといけない)。したがって、詐欺的商品だ!!』
との請求内容で、米国でクラスアクションが昨年起こされたらしいのです。
請求内容が真実であれば、何とも凄いことなのですが、ここで問題が・・・。
法律家としては、訴訟の結果が気になるところです。
だって、誰でも、どんな内容でも訴訟をすることはできるのですから。
実際、マクドナルドのクラスアクションは敗訴に終わっているようですし。
HPの訴訟も、言いがかりかも知れません。
ところが、MBAの生徒さん達は、『訴訟が提起された』ということに関心が大きく、それが真実なのか、訴訟結果の行方はどうなのか、については余り関心がないようです。
知る限りの狭い世界なので、一般化は出来ませんが、彼らの物の捉え方にちょっとカルチャーショックです。
なにわともあれ、我々のチームは、無事ディスティンクションをとれましたので、結果オーライです。
02 | 2024/03 | 04 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |