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MBAの授業の科目の一つにPhilosophy of Management というのがあります。
直訳すれば『経営哲学』となるのかも知れませんが、実体は全く異なり、120%『哲学』バリバリの授業です。カント、ベンタム(ベンサム?)、アリストテレス、マルクス・・・・などなどの理論が目白押しの、抽象的すぎて、はっきり言って何を学んでいるのか理解困難なものばかりです。
遡ること、○年前、大学の一般教養科目で哲学をとったことがありましたが、その時も苦手でした。
いったいこれらの理論がどうマネージメントに直結するのか、授業を修了した今となっても、そして休み明けに試験があるというにもかかわらず、よく分かりません。
というか、授業中その辺りについての説明はほとんどありませんでした。あっても、取って付けたような感じでした。
休み前に、試験のためのリビジョンクラスが設けられたのですが、その際先生が試験問題サンプルを配ってくれました。この科目は今期初めて開催された科目なので、過去問がないからです。
この下にアップします。Word形式です。
ダウンロード(doc)
見て頂ければ如何に抽象的で、雲をつかむかの如き科目であることがお分かり頂けると思います。
でも、MBA取得者が世界中で増えてきている中、他との差別化を図るためには、こういう哲学的な視点からコンサルタントを出来る能力が必要なのかも知れません。だって、経営の実践的プロにコンサルタントするなんて、『MBAを出た』という一事をもっては説得的にアドバイすることは難しいように思います(あくまで経営については素人なので、個人的な感想ですが)。
『倫理学』や『論理学』がお好きな方ならフィットするかも知れません。
先週木曜日から新しい科目、Philosophy of Managementが始まりました。
日本語に直訳すると『経営哲学』になるのでしょうが、科目内容は直訳とはかなりニュアンスの異なるものです。
基本的には、『哲学』。
大学生の頃、教養科目で哲学をとっていたのですが、それと基本的に同じ内容で、『人とは?』とか、『Knowledge(知識と直訳して良いのでしょうか?)とは?』とか、恐ろしく抽象的なことをガンガンやっていった後で、先生が、
「ところで、今までの議論はどんな風マネージメントに関係するかな?」
とチョロっとだけ議論するという流れの授業内容です。
マネージメントに本当に関係するのかどうか疑いを持たずにはいられませんが、授業の進め方自体は非常に楽しく、この前は模擬裁判のようなこともやりました(金儲けばかり考えている資本主義至上主義っぽい男性のケーススタディを、検事側と弁護側に分かれて主張し、最後に陪審員役の生徒が判決を下すというもの)。
試験がなければもっと楽しめるのでしょうが、問題は、このような抽象的な理解しかできない科目の試験を如何にパスするかということです。
テキストも買ってみましたが、このテキストもくせ者で、かなり抽象的な議論が展開されています(おもしろいのですが・・・)。
18科目も受けないといけないロイヤルホロウェイのMBAにおいて、試験は心と体を蝕んでいきます・・・。
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