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MBAってどんなことを勉強するのか?経営のバックグラウンドがなくても無事に修了できるのか?不安な日々を日記に綴ります。
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ブログの更新などままならない程忙しい日々が続いています。

先週からFinance&Accounting、Information systemという科目が始まりました。

後者について大まかに説明すると、『ITやInformation systemが、会社の将来にわたって維持しうる競争利益(Sustainable Cometitive advantage)を獲得するのにどういう位置づけになるのか』というもので、内容自体はそれ程複雑ではありません。

ただ、授業がハードで、グループプレゼンもしなければいけないため、当然グループミーティングもしなければいけないわけで、何かと大変です。

再来週から、毎週水曜日に試験が始まります。

ハーバードのLLMのように、学期毎に試験を行う方式に代えたためなのですが、月曜火曜と授業(朝9時から午後6時まで)、水曜テスト、木曜金曜授業、土曜か日曜はグループミーティングというスケジュールが想像されるので、『いつ試験準備をするのか!?』との疑問を抱かざるを得ません。

ロイヤルハロウェイは、MBAのランキングアップを目指して、去年とは大幅にスケジュールを変更し、全17科目全てを履修させる方針にしたのですが(去年まではうち4科目程だけを選択させていたようです)、毎日授業があるため、ちっとも学問的な勉強が出来ないように思います。

ジャーナルを読む時間など微塵もありません。

授業コマ数が多ければ良いというわけでもないと思うのですが・・・。方針改革の被害者としては、不満の溜まるところです。

 

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Business Sustainabilityの授業で、プレゼンを行いました。
全部で8グループに分けられた生徒が、各チーム毎に会社を選んで、その会社のSustainability度を検討するという内容です。

我々のチームはHP(ヒューレット・パッカード)を選んだのですが、調べていく内に面白いスキャンダルを発見。
4つ見つかったのですが、うち1つをご紹介します。

ほとんどのメーカーのインクカートリッジにはICチップが埋め込まれており、インクが空になるとプリンターに『空になった信号』を送るようにプログラムされているのですが、

『HPのカートリッジ内のチップは、インク残量があるのに少し早めに信号を送るようにプログラムされており、その結果、インクを全て使い切れない(早く交換しないといけない)。したがって、詐欺的商品だ!!』

との請求内容で、米国でクラスアクションが昨年起こされたらしいのです。

請求内容が真実であれば、何とも凄いことなのですが、ここで問題が・・・。

法律家としては、訴訟の結果が気になるところです。
だって、誰でも、どんな内容でも訴訟をすることはできるのですから。
実際、マクドナルドのクラスアクションは敗訴に終わっているようですし。
HPの訴訟も、言いがかりかも知れません。

ところが、MBAの生徒さん達は、『訴訟が提起された』ということに関心が大きく、それが真実なのか、訴訟結果の行方はどうなのか、については余り関心がないようです。

知る限りの狭い世界なので、一般化は出来ませんが、彼らの物の捉え方にちょっとカルチャーショックです。


なにわともあれ、我々のチームは、無事ディスティンクションをとれましたので、結果オーライです。

先週は毎日授業があったので、脳みそがかなり死にかけていました。

今週は、木曜日にSustainabilityの授業があるだけなので、ちょっと一息。

といいたいところなのですが、木曜日に行われるプレゼンの準備のため、月曜日にチームのミーティングがあります。

また、火曜日はビザの延長申請のため、クロイドンに午前7時30には行かなければ行けません(空いている時間を狙おうと、ちょっと張り切って早朝にアポを取ってしまいました・・・)。

さらに、水曜日はStrategyのコースワークのため、チームミーティングが入っています。

この小休止の間に、復習をしたかっただけに、ちょっと面倒くさいです。

ところで、各科目(全17科目くらい)、チームワークでのプレゼンをしなければいけないのですが、これが卒業にも関わる成績評価の一つとなっています。

しかしながら、その評価割合は低く、具体的には、プレゼン10%~20%、筆記試験80%~90%の割合で評価されるのです。

でも、正直、10%程度しか占めないプレゼン如きに大量の時間を投入したくはありません。
チームメイトは皆さん真面目に全力投球の構えですので、困りものです。

ビジネスのバックグラウンドや知識がないので、出来るだけ要領よく、最小限の労力で最大限の結果を得たいのですが、そううまくはいかなさそうです・・・。

昨日は必修科目について紹介しましたが、今日は選択科目16科目についてご紹介します。

Reform of Public Services

China & the International Economy

Advertising & Promotional Communication

International Cooperative Strategy

International Business Analysis

International Corporate Social responsibility

Management of Japanese Multinationals

Multinational Enterprise & Global Economy

Policy Process

Leadership in the Public Sector

International Investment management

International Corporate Finance

Knowledge management

International Business Law

Global Financial Markets

Entrepreneurship

今日は電車が遅れて、というかほぼ不通に近くなったので、片道1時間半のところ、3時間以上かけて通学するハメになりました。しかも、バスを3回も乗り換え、途中道に迷ったりして。

ですので、以上のコース名の誤字は勘弁してください。疲れておりまして・・・。

以上の選択科目から、後期の授業は4つを選ぶようです。

個人的には、Japanese Multinationalsを絶対とろうと思っています。EU内で活動する駐在員の方(あるいは出張で来られている方?)がレクチャーに来られるようです。

 

必修科目は全部で12科目です。

International Marketing

The Philosophy of Management

International Accounting & Finance

International Operations Management

International Information Systems

International Human resources Management

Leadership & Behaviour in Organisations

International Business Strategy

International Business Economics

Business Consultancy Project

International Business Research Methods

International Sustainability Management

です。このうち8つを前半学期行い、後半は残り4つ+選択科目の中から4つの計8科目をやるそうです。

LLM(法学修士)の授業は、通常、たくさんある科目の中から4つ選択して勉強するという方式ですので、その感覚で初日のデパートメントレジスターに向かった私は、てっきりこの12科目から4つ選ぶのだと思いこんでいました。

12科目もやるなんて、一体どんな困難が待ち受けているのか想像に難しくありません。

LLMの感覚だと、労働法、商法、破産法、著作権法、海事法、国際商法、会社法、知的財産法、民事訴訟法・・・・etcの12科目を1年で行うなど、殺人的すぎますし、絶対不可能です。

カルチャーショック(ファカルティーショック?)の毎日です。

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金熊妻
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今は大学院生
趣味:
蒸留酒、クリケット・サッカー観戦
自己紹介:
2006年秋からロンドン大学Royal HollowayのMBAに通うことになりました。経営についての基礎知識はグロービスのMBAシリーズ本で仕入れたのみ。無事修了できるか不安が一杯です。
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